ユウ(8歳)にヴァイオリンを教え始めて4か月。当初のワクワク感もなくなり、練習もだれてきたところ…。
(何かいい手はないか…?)そう考えていたある朝、あるクリスマスキャロルを口ずさんでいて、
「あ!これならユウも弾けるんじゃない?!」
と思った。さっそくその日のレッスンは、楽譜をプリントアウトして弾かせてみた。結構楽しんでいた様子。よかったよかった!
今日は、今年ヴァイオリンを習い始めた人でも十分に取り組めるクリスマスソング7曲を紹介したい。家族や友達とクリスマス・ディナーを食べた後に、ヴァイオリンで一曲クリスマス・キャロルを弾いてみたら喜ばれるのでは?!
今年はヴァイオリンでクリスマス・キャロルを弾いてみよう!
今日紹介する楽譜は、全部無料ダウンロードできるもの。しかも、Michael Kravchukのサイトは、好きなコードが選べる。また、2つのヴァイオリンでデュエット出来る楽譜も付いている!
曲の難易度は★の数で表示した。これは「今年ヴァイオリンを始めた人」対象に、霧立が考えた難易度。
The First Noel
難易度★
フィンガリングがとても楽なので、なにしろ音程が取りやすい。テンポもゆっくりだし、無理なく弾ける、きれいな曲。スラーを習ってなかったら、スラーとっちゃってもOK.
無料ダウンロードはこちらから。
ピアノ伴奏つきはこちら。
Away in a Manger
イギリスではこちらのメロディーのほうが親しまれている。
きよしこの夜
Joy to the World
O Come All Ye Faithful
We Wish You A Merry Christmas
Deck The Halls
難易度★★★
これはクリスマスの雰囲気たっぷりの、とても楽しい気分になる曲なのでおススメ。途中で臨時記号が1回だけ入るので、今回紹介する中では一番難しいかもしれないが、それでも初級者でも十分取り組めると思う!
無料ダウンロードはこちらから。
いかがでしたか?クリスマスキャロルって、シンプルな旋律だし、短いので結構簡単なのです!ビギナーさんでも、十分弾けますよ。
ヴァイオリンは一人で弾いていても楽しいけれど、やっぱり音楽の愉しみは人とその楽しみを分かち合うことで何倍にもなります。
先ほども言ったように、今回楽譜を紹介したサイトは2つのヴァイオリンのデュオの楽譜もあるので、誰かと一緒に弾くこともできます!検索画面に弾きたい曲名を入れれば、見つかるはずです。
クリスマスを24日や25日で終わらせてしまうのはもったいない!今からクリスマスまでじっくり練習して、音楽を通してクリスマスを待ち望むのもなかなかいいものですよ。
霧立も少しでもレッスンが楽しくなるようにこの中からいくつか選び、ユウが気に入ったものはデュオで弾いてあげて楽しみたいと思います!