体質改善を目的にジョギングを始める人も多いだろう。わたくし霧立灯もそうだった。
ジョギングを始めて3か月。実は体質改善だけでなく、ジョギングは、生活改善やメンタルヘルスの向上にか・な・り効果的なことが分かった!
今日は、
- デスクワークでいつもお疲れ気味の人
- 体調管理がうまくいかず、寝不足気味の人
- 鬱になりやすい人
- 心肺機能の低い人
- ネガティブになりやすい人
に向けて、ジョギングの素晴らしさを伝えていきたい。また、どれくらい走れるようになったかも、最後に載せておくので、ご参考に!
体質改善は当たり前。ジョギングのもっとすごい効果!
これが「ランナーズハイ」だったのか!
前にも、「走り終わった後は、まるでサウナと水風呂に入った時の爽快感を得られる」と書いた。これは今でもそう。温泉がないイギリスに住みながら、あの爽快感が味わえるとは、大したものである。
また、最近は走っている時も、天国にいるかのような快感を覚えることがある。木漏れ日の中、小川のせせらぎや小鳥のさえずりを聞きながら走っている時だ。

私の場合、こんな風に大空を飛んでいるかのような解放感、自由、幸せを感じる。
調べてみたら、どうやらこれは「ランナーズハイ」と呼ばれるものらしい。
マラソンやジョギングを行うと通常、次第に苦しさが増してくるが、それを我慢して走り続けるとある時点から逆に快感・恍惚感が生じることがある。この状態をランナーズハイと呼ぶ。多くの検証実験から、この状態において脳内にα波とモルヒネ同様の効果があるβ‐エンドルフィンという快感ホルモンに満たされていることが判明した。
も、モルヒネ同様の効果?!
ジョギング、どんだけすごいんだ?!
「天国効果」は、美しい「木漏れ日」とか「小川」とは、どうやらあまり関係なかったようだ…。まあ、演出を添えるくらいの効果はあったかもしれないが…
とにかく!確かにランナーズハイを感じるのは、かなり走ってからだ。しかし、霧立には、そこまで「苦しみを我慢」して走った覚えはないよ…?
以前の霧立にとっては、「ジョギング」と「苦しい」は同義語だった。今は、体調を管理し、ペースを守って走っていれば、そこまで「苦しい」と感じることはほとんどない(足は疲れるが)。
いつの間にか、「ジョギング」は「苦しい」から「爽快」へと大きく様変わりしたのである。それに、あんな快感が得られるものを続けるのは、とても簡単なことだ。
仕事・勉強の能率が上がる
霧立は1回のジョギングで、だいたい45分くらい走っている。45分というと、そこまで短くもないから、忙しい人にとっては二の足を踏みたくなるかもしれない。
でも毎日走る必要はないし、何しろジョギングをすると、かえって仕事の能率が上がるような気がしている。それは脳が覚醒し、思考がクリアになるからだ。
また、動作が明らかにテキパキするようになる。自然と「前に進む力」が体の中に備わるようになるから、歩く時もさっさと歩ける。というか、いつでも無性に走りたくなる。
頭も体もスピーディーになるのが、ジョギングの恩恵。ジョギングにかける時間は決して無駄にはなっていない。
Fact !東京学芸大学名誉教授・医学博士である宮崎義憲氏によると、α波とβエンドルフィンはランナーズハイをもたらすだけでなく、実際に大脳の働きを高め、アンチエイジング効果もあるそうだ!
自分の体調がよく分かるようになる
走り始めて5分もすると、その日の自分の体調が手に取るように分かる。1日中パソコンの前に座って仕事をしていたら、気付かないようなことだ。
(今日は疲れてる。昨日の夜、遅くまでパソコン使っていたのが睡眠の質を下げたんだ。)
(これじゃあ、いつものコースはムリだ。今日は短いコースにしておこう。)
自分の体調を把握すると同時に、走りながらジョギングコースを臨機応変に変更をする。逆に体調がすごぶるいい時は、いつもより長めのコースに挑戦する。
体調が思わしくない時のジョギングは、楽しくない。だから、自然と体調管理に気をつかうようになる。ハッキリ言って、今の私にとっての体調管理は、睡眠の質が全て。

こんな状態じゃ、走れたものではない。
最近は、就寝前のブルーライトを控えるのはもちろんのこと、午後3時以降はカフェインを摂らない、ということに気を付けるようになった。
心肺機能アップ!
これは私がジョギングを始めた動機でもある。それまでは、とにかく疲れてばかりだったから。
家族でハイキングをしても、いつも「ゼーゼーハーハー」言って、しんがりからすごい形相で付いて行っていたのが私。アウトドアが好きな癖に、体力はゼロ、心肺機能も低かった。
それが、最近のハイキングでは、マナブ(夫)が以前の霧立!息を切らして彼が登ってくるのをニヤニヤしながら余裕顔で待っててあげるのは、なかなかいいものだ。

これは霧立家から車でなんと5分の大自然。奥に見える丘を家族で登った。
この夏は、ジョギングで培った体力のおかげで、長いトレッキングを楽しめそうだ。
メンタルにいい
実は、ある時「プチ鬱」に陥り、そこから脱出するきっかけとなったのがジョギングだった。気分が滅入っている時は、どこにも行きたくないし、実際私は数日間ベッドから出られなかった。
でも、体に鞭打ってジョギングに出たら、ウソのように気分が晴れて心身にエネルギーがみなぎってくるのを実感した。
実際調べてみたら、オーストラリア、イギリス、オランダでは、鬱に対する最初の治療のガイドラインが「運動」と正式に決められているそうだ。
快感ホルモンであるエンドルフィンが分泌されることももちろんだが、継続的な運動が脳の構造に変化を与えているからではないか?という見解もある。
私は、以下のようなことが鬱に効果的なのだと思う。
- ジョギングは1回ごとに明確な目標を設定するので、そもそもすごく前向き。
- 目標を達成するには、自分を完全なコントロール下に置かねばならない。ネガティブな感情に支配されている鬱の状態とは、正反対の心理状態になる。
しかし鬱になって、それまで運動をしたことのない人がいきなり走っても効果はない。それどころか、苦しくて走れなくて、ますます落ち込みそうだ。
日頃から走っている人にとっては、鬱予防や鬱対策としてジョギングは確実に有効と言えそうだ。
どれくら走れるようになったのか?
最後に、3か月で霧立がどれくらい走れるようになったのか書いておこう。
距離:たったの780m!
タイム:05:40
【1か月後】
距離:3.8㎞
タイム:27:13
【3か月後】
距離:6.5㎞
タイム:45:27
持久力ゼロだった霧立でも、この進歩!
ちなみに最近は1週間に2回のペースで走っている。毎日走るより、お天気や体調に応じてムリなく取り組むのが続けるコツ。
ペースは気にせず、距離も少しずつ伸ばしていったが、結果的にペースも上がった。おまけとしては体重が1キロ減った!(好きなものを好きなだけ食べていたが。)
誰でも気軽に始められるジョギング。体質改善だけでなく、生活もメンタルも改善してくれるジョギング。これは絶対におススメします!
素晴らしいです!継続は金なり。コツコツと続けることでいろんな成果を見ることができていますね。
運動、健康な食事、水分補給、十分な睡眠は精神面を健康に保つためにはとても大切な基礎だと私は思っています。なかなか守れない基礎ですけどね。
私はなかなかランナーズハイが感じられません。そして、走って、運動のクラスにも行っていて、なんか逆に疲れています。初めての5Kを走った一週間後には、インフルエンザですか??と思えるくらいの関節痛と悪寒を数日経験しました。水分補給が足りないのかな、運動前後の食事の摂り方が良くないのかなと試行錯誤中です。今日は昼寝をしようかと思っています。
体重も、運動だけじゃ落ちませんね。脂肪が落ちてくれません。やっぱり食事療法と運動を両方実行しないと、体重減量には成功しませんね。
私は10K目指してトレイニング中です。一緒に頑張っていきましょう。
しば犬エラさま
ランナーズハイ、私も毎回感じられるわけではないですよ。
体調がいい時ですね。
どこかが痛かったり、睡眠不足だとダメですね。
だからこそ、体調管理をしっかりしよう!と思わされます。
エラさんは、なんで逆に疲れてしまうのか…。
5K走った後、そんなに大変だったんですね。
レースって、自分のペースをキープするのも難しいし、大変そうですよね。
私はまだレースに出たことがありません。
気もち良く走れればいいや、と思っているので。
目的は、長続きさせて健康な体を手に入れること。
楽しくなくっちゃ、続きませんよね~。
問題の所在がはっきりするといいですね。
どうせやるなら、楽しくやりたいですよね!
10K、目指しているんですね。
私もマラソンまでは走る気はしていなくて、やっても10Kかなぁ~と思っていまっすので、
ぜひ一緒に頑張りたいです!
霧立灯