恐竜のバースデーパーティーを開こう!
小さな子ども(特に男の子)が恐竜に夢中になる時期があるようだ。霧立家のユウも例外でなく、5歳から6歳頃まで、恐竜の本ばかり読んでいた。恐竜熱が昂じたあまり、6歳のバースデーパーティーはダイナソーパーティーを開くことに!
今日は、恐竜好きの子どものために、霧立家の努力が結集されたダイナソーパーティーの様子を紹介したい。
招待状
せっかくだから、招待状もダイナソーパーティーのテーマで統一したい。このカードはこちらのからフリーダウンロードした。ハガキサイズの紙に印刷するだけなので、簡単。ハガキの用紙はマットタイプのほうがカードらしい仕上がりになる。
招待状はだいたいパーティーの6週間前までには配るようにしたい。カードの中の「RSVP」というのは「(出欠の)お返事をお願い致します」の意味。自分の名前と、携帯番号やメールアドレスを記入する。
パーティーの時間は2時間から長くても3時間で収めるようにする。
ジェラシック・ワールド
ゲストにも「ジェラシック・ワールド」を存分に楽しんでもらいたい。気分を盛り上げるにはエントランスは重要!
ティラノサウルスの足跡をオレンジ色の紙にたくさん印刷して、ハサミで切り取る。風が強いとすぐに剝がれてしまうので、ガムテープでしっかり貼る。そのまえに路面を掃いてゴミを取り除いておくのもポイント。
これは、家の玄関に貼った”DINOSAUR CROSSING”(「恐竜の横断に注意!」)のサイン。ダウンロードしたものをプリントアウトして、段ボールに張り付けた。
こちらのサイトには、無料でダウンロード出来るおしゃれなダイナソーパーティーのアイデアがいっぱい!3年前に知っていたらぜひ使ってみたかった!
ガーデンフェンスに風船を括り付け、ゲストが座れるようにベンチや椅子を用意する。
空飛ぶプテラノドン!
デコレーションは地面から頭上まで、色々な目線から楽しめるようにすると「ジェラシック・ワールド」の空間がぐっと広がる。
大きな段ボールと紐、カッターさえあればそれほど難しくなく作れる。紐で木の枝から吊るしてある。室内だったら、吹き抜け部分など一番高い天井から吊るすのでもいいかも!
本当は色も塗りたかったのだが時間切れになってしまった。残念!
これは、恐竜の巣!木の枝を拾ってきて、「恐竜の卵」を中に入れ葉っぱで隠してある。これはゲストが一番喜んでいたデコレーション。
「恐竜の卵」の作り方
<材料>
恐竜の卵6~7個分
<作り方>
- 水とプラスチック以外の材料をすべてボールの中で混ぜる。
- 少しずつ水を加えていって、6.7個分に丸める。水分量は適宜調節。
- 卵の中央にプラスチックの恐竜を埋め込み、卵型に形を整える。
- 日の当たる所で3~4日乾かす。
*お急ぎの場合は、170℃のオーブンで45分焼く。
Party Food
これも恐竜のテーマに合わせて作ってみよう!
ティラノサウルスのフルーツバー!
<作り方>
- 「頭」が安定するようにナイフで下の部分を平らにカット。
- 油性ペンで大きく開いた口をデザインし、フルーツナイフなどでカットする。
- 中をくり抜いて、空洞になったところに切り抜いたスイカやパイナップルを入れ、楊枝を歯に見立てて差し込む。
- 「眉毛」や「鼻」「目」はカットした部分から作って、楊枝で留める。
食べるときは、楊枝を抜いてそのまま使える!これはマナブ担当で、前日夜中までかかって作っていたっけ…。
子どもが喜ぶこと請け合い!
サンドイッチ
これは簡単。こちらの恐竜型のサンドイッチカッターを買って、作ったサンドイッチをくり抜くだけ!
クッキー
こちらも簡単。アイスボックスクッキーを2種類の色で作って(プレーン&ココア)、こちらの恐竜のクッキーカッターで切り抜くだけ!
後でバースデーケーキも出すので、お砂糖は控えめにした。
恐竜のバースデーケーキ
これは普通のショートケーキのレシピに、先ほどの恐竜クッキーと草に見立てたキウイ、小さなエッグの形をしたチョコレートでデコレーションした。
生クリームが緩すぎて、恐竜さんたち沈んでますがな…。
恐竜のエンターテイメント
子どもがゲストのパーティーにエンターテインメントは欠かせない!とはいっても霧立はあまりテンションの高いエンターテイナーではないので、2つだけ用意した。
しっぽ取りゲーム
新聞紙を丸めて作った「恐竜のしっぽ」を子どものズボンに挟んで、他の人のしっぽを出来るだけたくさん取った人が勝ち!しっぽを取られた人はゲームから抜ける。
年齢によってハンディがあるので、一番年少の子ども用には短いしっぽを用意しておいた。
新聞紙をくるくる丸めて、カラフルな画用紙で作ったトサカ(?)をテープで張り付ける。あらかじめベンチに置いておくと、それもデコレーションの一部になる。
恐竜の卵割り
「恐竜の卵」をハンマーで叩き、中から「恐竜の赤ちゃん」を取り出す遊び。結構みんな夢中でやっていた。卵が柔らかいと簡単に割れてしまうので、しっかり固めに作っておくのがポイント!中から出てきた恐竜は、Party bagに入れてパーティー終了後に渡せるようにしておいた。
ゲストの人数が多い場合、何人かのゲストにハンマー持参で来てもらうといいかもしれない。
やってよかったこと
まず、全部手作りで出来たことが良かった!一つ一つは難しくないのだが、全部やるとなるとハッキリ言って、ちょっと大変。会場を借りてお店の人に全部頼んじゃうほうがずっと楽。
でも、お店でやるパーティーは商業的な雰囲気満載で、霧立は好きになれなかった。何しろバースデーパーティーは子どもの誕生を感謝し喜ぶもの。出来れば、自分たちの手で心を込めてやりたいと思った。自宅の庭でやるのは、開放的だし、仲の良いお友達やその家族を招くにはとにかくアットホームでいい。
大変だけれど、霧立家では「バースデーパーティーそのものがお誕生日プレゼント」と考えて、手間暇かけてやっている。準備に時間がかかる分、「あの年はこんなテーマでパーティーやったね」という強い思い出になる。
また、子どもが一番夢中になっているテーマでやるパーティーは、子どもと一緒に準備する楽しみがある!プテラノドンの模型を作ったり、絵を描いたりするときに、一緒に恐竜のことを調べられる。今回は「恐竜の卵」づくりで、恐竜は一体どんなところに卵を産むのか、など図鑑で調べた。(実際作った巣はちょっと違うのだが…。)
それから、ゲストも「ああ、ユウはダイナソーが好きなんだね」と招待状から分かるので、ダイナソーに関連したプレゼントを持ってきてくれる、といったメリットも!
いかがでしたか?
小さい頃のバーステーパーティーは、親同伴でくる場合が多いですよね。つまり、バースデーパーティーは、子どもの友達の親と知り合うよいチャンスです。工夫がいっぱいあるパーティーなら、会話も自然と弾んであなたのことをよく知ってもらうことが出来るでしょう。
そういう意味では、別にこんな面倒なことやらなくたっていいんです。子どもが喜ぶことが一番。自分たちらしいパーティーを開けばいいのだと思います。(ここまで書いといて一体…。)
これは霧立家のある年の一例です。思い出に残り、みんなが楽しめるバースデーパーティーになりますように!もし、この記事が参考になれば幸いです。