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スコットランド生まれの美しいものに魅せられて

文化の交差点· 暮らし

4 3月

スコットランド

スコットランドがイギリスの一部だということを知らない人もいるかもしれない。しかし、「へえー!それはスコットランドのものだったの?!」というものも結構ある。

 「スコットランドってイギリスなの?!」という人を笑えない話

今日は、実は日本でも馴染みのある「スコットランド生まれの美しいもの」についてご紹介したい。

コンテンツ

  • スコットランド生まれの美しいものに魅せられて
    • バグパイプ
    • キルト
    • HUNTERのブーツ
    • ツィード
    • ネス湖のネッシー
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スコットランド生まれの美しいものに魅せられて

バグパイプ

エディンバラの街を歩けば、どこからともなくバグパイプの音が風にのって聞こえてくる。物悲しくも明るく、遠くを想わせる不思議な音色。

エディンバラの街角には、こんなバグパイパーをよく見かける。

バグパイプの歴史はとても古く、古代エジプトにまでさかのぼることが出来ると言われている。しかし、エジプトのバグパイプがスコットランドにもたらされたとか考えにくく、別物と考えられているようだ。

1500年代後半にはその原型があったようだ。結婚式やパーティーで伝統的に演奏されてきた。今でもスコットランドの結婚式では、新郎・新婦の入退場を先導するのはバグパイパー!

霧立もバグパイプに挑戦したことががるが、全然まともに音が出せなかった。そうとうな肺活量が必要とされるのだ。女性のバグパイパーをほとんど見かけないのは、そういうことも原因していると思った。

オモシロ知識! その昔、スコットランドでは戦争で士気を高めるために使われたバグパイプは「武器」と考えられ、ジャコバイトの乱でバグパイプを吹いていたJames Ried は処刑された。

キルト

スコットランドのキルト

スコットランド人男性に「スカート」というと、怒られます!

「スコットランド人の男性はスカートをはいている!?」というのは外国人の反応。これは「スカート」ではなく「キルト」(Kilt)という、れっきとしたスコットランドの男性の正装なのだ。

結婚式で新郎はもちろんのこと、スコットランド人ゲストの男性もこのキルトを着用する。ちなみにキルトのタータンの柄は氏族(clan)によって違っており、自分の氏族のキルトを持っていることはスコットランド人にとって誇りである。

初めは「チェックのスカート」にしか見えなかったが、最近はこの男性のキルトを霧立も素敵だなあと思うようになってきた。実際、91%の女性は男性のキルトを魅力的に感じているという。

ちなみに、キルトの下に下着は着ないのが正統!

この風の強いスコットランドで、キルトがめくれたらどうすんのよ?!

とハラハラドキドキの霧立である。

いくら親しい間柄でも男性に「キルトはくときは、パンツはいてるの?」とはとても聞けない。しかし、興味深い調査があった。

キルトを着たことがある男性のうち、

  • 下着を着る人:55%
  • ノーパンの人:38%
  • タイツや他のパンツ類:7%

という結果が出た。

予想以上に「ノーパン」の人が多くて、霧立はビックリした…。くれぐれも、「事故」のないように風の強い日は特にピンでしっかり止めておいてネ!という感じだ。

オモシロ知識! 2014年のスコットランド独立を問うた住民投票で、独立派に回った人ほど、「ノーパン率」が高いことが分かった(45% vs 32%)。愛国心が高いほど伝統的な着方をするということか?

HUNTERのブーツ

この「ハンター」(Hunter)のレインブーツは、フランスのAigleと並んで日本でも人気。実はこのハンターはスコットランド発のブランド。

スコットランドは雨が多い。そして自然が雄大。スコットランドライフを楽しみたいなら、優秀でおしゃれなレインブーツはマストアイテム!

【ハンターのレインブーツの優れているところ】

  • 丈夫!耐久性が高い。
  • 軽い。
  • ゴムが通常の長靴より厚いのにもかかわらず、柔らかいので履き心地がよい。
  • 見た目がファッショナブル
  • 豊富なデザインと色

しかし、2006年頃を境に生産がスコットランドから中国の工場に移ったことで、耐久性は下がったと言われている。以前は20年、30年問題なく使えたものが(!)、中国製になってから1年でダメになったという声も聞く。

霧立もハンターのレインブーツを持っている。5年以上はいているが、まったく問題ない。古くなってもゴムの柔らかさはそのままなのが気に入っている。

また、安いレインブーツと違って水漏れが全くない。ブーツ丈ぎりぎりの深さの川にずんずん入っていってもどこからも漏れてこない!

工場が中国に移転してから耐久性が以前に比べて下がったのはおそらく事実だと思う。しかし、個人的には全然問題を感じていないし、そもそも30年もつことをあまり期待していない。

アマゾンのレビューでもいまだに★4以上を保っているほど、人気のブランドだ。お買い物はこちらから。

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寒い冬はニットのインナーを付けられるのも魅力!

 
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子ども用もカラーが豊富なので、スコットランドではハンターのレインブーツを履いている子どもが多い!さすがスコットランドキッズだなぁ~と感じる。

 
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オモシロ知識!イギリスではレイン・ブーツのことを”welly boots”あるいは略して”wellies”という。昔、Wellington侯爵が皮のブーツを履いていたことから上流階級の間でブーツのことを”Welly boots”と呼ぶようになり、現代ではもっぱらゴム製長靴を指すイギリス英語となった。

ツィード

エルダーの色素で染めていたハリスツイード

ツィードは、Harris Tweed(ハリス・ツィード)というブランドが世界中で人気。これは以前も書いたがスコットランドの誇る美しい布地なのだ。

【突撃インタビュー】スコットランド人にハリス・ツィードの魅力を聞いてみた!

Harris Tweed はスコットランド西北のハリス島で生まれたブランドだが、そもそものツィードという布地はエディンバラのちょっと南のボーダーズ(Borders)という場所で生まれた。

ツィード川(River Tweed)という美しい川が流れるボーダーズ。イングランドやその他のヨーロッパと違って、スコットランドの水はまろやかな軟質。

River Tweed

霧立一家もハイキングでよく訪れるボーダーズのツィード川。古いローマン・アーチの石橋とツィード川の景色は絵画のような美しさ。

ボーダーズ出身の友人は「ツィード川のあの柔らかい水のおかげで、美しいツィードは生まれたのよ」と言っていた。

ネス湖のネッシー

日本の小学生にも知られているほど有名なあの「ネッシー」も、スコットランド生まれの幻の生き物なのだ。

一般に「ネッシー」として知られているのは、インバーネスのネス湖に住むと言われている首の長い巨大な生き物。これまでに1,000人以上の目撃報告があるという。

真偽のほどは定かではないが、ネス湖はそんな伝説が生まれるのもうなずけるほど幻想に満ちた美しい湖なのだ。

ネス湖

幻想的な最果ての湖、ネス湖。

オモシロ知識! スコットランドの英語で「湖」は”lake”でななく”loch”(「ロッホ」)”ch”はガラガラうがいをする時のような(?)音なので、正確には「ホ」ではないのだが…。とにかく「ネス湖」は「ロッホ・ネス」と呼ばれている。

 

いかがでしたか?

スコットランドのことをあまり知らなくても、今日ご紹介したものは結構知られていることだったのではないでしょうか?

バグパイプ、ツィード、キルト、Hunterのブーツ、ネッシーの伝説…。スコットランドは自然と人間の暮らしがとても近い、ロマンチックな国。

テクノロジーが進んでも、昔ながらのよきものや伝説が身近に感じられるこの国の文化が、私は大好きです。いつか、読者のみなさんがぜひご自分でこの素晴らしい文化を体験されるますように!

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