魚の鱗取り、これで解決!
魚好きのみなさん、ようこそ!
今日は霧立灯のキッチンからお伝えします。
魚好きの人は丸々一匹の魚を買いたくなりませんか?霧立一家は大の魚好き。魚屋さんで、氷の上にずらりと並んでいるお魚を見るとワクワクしてきます。切り身のお魚とは違って、なんか食卓が広い海と繋がりそうな予感がするではありませんか!
鱗で逆襲する魚たち
で、つい一匹丸ごと魚を買うんですが、最近までは下ごしらえの「鱗取り」が最大の難関でした。何がって、飛び散るんですよ、鱗が!そこら中に!!
まるで魚が、「こうしてくれるっ!」と鱗で逆襲しているかの様です。
まな板の上だけならまだしも、シンクにも調理台スペース全面(狭いからね…)にも、それから床下まで。後で掃除が大変!とお困りの人も多いのではないでしょうか?
透明だから見つけにくくて、その後三日間ほど魚の鱗がキッチンのあちらこちらから発見されたりすることもあります(よね?)。
あと、包丁で取っていた時は、取り残しがあったりして、今度は食べる時にガッカリするんですよね~。せっかく美味しくできたのに、口の中で固い鱗が雑じっているとお料理を楽しめないし、イチイチ口からつまみ出さなくてはいけませんよね。マナーとしても美しくない…。
魚の逆襲、最後まで侮れません!
鱗問題はこれで解決!
ところが、最近スグレものを発見したんです!これこれ!
Fish Scaler!
「魚の鱗取り」
鱗が飛び散らない!
こんな便利なものが世の中にあったとは!早速使ってみると…鱗が飛び散らない!!今までのは何だったの?というほど、鱗が、きれいにまな板の上に落ちるのみ。
使い方も簡単。ハンドルを持って、ただ魚の表面を横方向に沿って動かすだけです。力も要りません。
鱗の取り残しがない!
それからこの鱗取りの優れているのは、エラの周りなど細かいところも綺麗に取れるところ。これで取り残しの心配もありません!
所要時間は1,2分
包丁で隈なくやると、だいたいこの倍はかかるんですよね。専用の鱗取りなら、ささっと取れます。時間にすればたった数分の違いなのですが、ストレスのかかり度合いが全然違います。
デザインがかわいい!
おまけに、この鱗取りはデザインが可愛いんですよ~。お魚の形で、魚好きにはたまりませんね!「さかなクン」なら「ギョギョかわいぃ~!!」って喜びそう。
霧立の「道具哲学」は、
問題解決能力が高いのは当たり前。
見た目も美しく他と調和すること。
です。なので、このお魚の形をした鱗取りは、カンペキです!
代用品との比較
ペットボトルの蓋でも鱗が取れるらしいのですが、ペットボトルの蓋をキッチンに置くのは…あまりスタイリッシュとは言えませんね。それから専用の鱗取りのほうが、ペットボトルの蓋よりがぜんよく取れる!という意見もありました。でもペットボトルの蓋は、キャンプ料理には重宝しそうですね。
おススメの鱗取り
残念ながら、霧立がイギリスのアマゾンで買ったFish Scalerは日本のアマゾンで売っていません!!でも、日本人の方がお魚食べますもん、絶対いい商品あるはず!
霧立自身が買うつもりで1時間以上徹底比較した結果、次の商品をおススメします。
星三製作所 真鍮 ウロコ取り
この商品のポイントは、鱗取りのヘッドの部分がゆるいカーブ状になっているところだと霧立は思います。霧立の持っているFish Scalerはスタイリッシュですが、フラットなんですね。こんな風に。
でもお魚の体はふっくらとしていますよね。だから先ほどの商品のようにカーブしている方が効率よく鱗が取れると思います。
レビューによると鱗の飛び散りはとても少ないとのこと。でも気になる人は上にキッチンペーパーをかぶせると、飛び散りを防げます。
がまかつ (Gamakatsu) 鱗取り
お次はこちら!なんか、面白いネーミングですよね。
この商品のポイントは、鱗が全く飛び散らない!というところです。丸いヘッドが鱗飛び散り防止の役目を果たしています。似たような商品は他にもありましたが、これが一番見た目も良かったです。「鱗が飛び散るのは絶対に許せない!」という人におススメ。
藤次郎 プロ ウロコ取り
最後はこれ!見た目重視の人におススメです。
この商品は何といってもスタイリッシュ!ステンレスなので高級感がありますね。お値段は霧立のFish Scalerと大分違いますが、作りが一番似ているのがこの商品だと思います。
因みに霧立の持っているものは、鱗飛びも全然問題にならないくらい少ないです。柄とヘッド部分が一体なのも、衛生的でポイント高いですね。
ちょっとお値段がはりますが、半永久的に使えそうなので見た目の美しさにこだわる人にはおススメでしょう。
鱗取りのもたらした生活の変化
鱗取りを買うと、切り身でなく丸ごとのお魚を買いたくなります。ずっと簡単に下ごしらえが出来ますから!
切り身より新鮮だし、お魚料理のレパートリーも広がって、食卓が豊かになります。子どもも丸ごとの魚を見るのが大好き。「命を頂いている」という実感もわきやすいので、「丁寧に調理しよう」「きれいに全部食べよう」と思わされます。キッチンで海を感じながら調理するのは幸せなひと時。

先日お庭でBBQをやった時に作った、スズキのハーブグリル。鱗取りのおかげで下ごしらえも簡単!
小さな道具なのに、生活や心持ちに変化をもたらすなんて、すごいと思います。たかが道具、されど道具。持つべきものは「よい道具」ですね。
いかがでしたか?
海へつながっている食卓。お魚がみなさんにもっと身近になり、食の喜びが広がりますように。