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「ハリーポッター」のホグワーツ・エクスプレスに乗ってみた!

Travel· 暮らし

10 10月
Last updated on 2018/10/22

ホグワーツエクスプレスに乗ってみた!

コンテンツ

  • 「ハリーポッター」のホグワーツ・エクスプレスに乗ってみた!
    • ホグワーツ・エクスプレスの基本情報
    • 予約する時の注意
    • 当日の注意
    • 乗車中の見どころ
    • マレイグでのおススメのカフェ
    • 実際に乗ってみて

「ハリーポッター」のホグワーツ・エクスプレスに乗ってみた!

霧立一家は、ハリーポッターファン。特にユウ(8歳)は本も全巻読んだし、食事の時のBGMもハリーポッターのサントラ。食事のBGMにハリーポッターは正直やめてもらいたいのだが、とにかく熱狂的なファンだ。今度のピアノの発表会でも「ホグワーツ・マーチ」を弾くべく、熱心に練習している。

『ハリーポッター』のロケ地は、スコットランドに沢山ある。そもそも「ロンドンのキングスクロスからホグワーツ・エクスプレスで6,7時間北上する」ということからして、ホグワーツはスコットランドにあるという設定だろう。

スコットランドに住んでいるなら、一度はホグワーツ・エクスプレスに乗ってみたいものだ。しかも、この蒸気機関車の走るコースは、世界一美しい鉄道のルートと言われている。

ハリーポッターファンならずとも十分楽しめる蒸気機関車の旅。今日は、実際に霧立一家がホグワーツ・エクスプレスに乗ってきたレポートをお届けしたい。

ホグワーツ・エクスプレスの基本情報

まず、「ホグワーツ・エクスプレス」という蒸気機関車は当たり前だが、ない(念のため)。

実際の名前は”The Jacobite”(「ジャコバイト」)。でも、ハリーポッターワールドを味わいたいので、ここで「ホグワーツ・エクスプレス」と呼んでいきたい。映画ではこのジャコバイトの車両が実際に使われた。

【ルート】

スコットランド西部、Fort William(フォートウィリアム)- Mallaig(マレイグ)間を運行。

(残念ながら、ロンドンのキングスクロス・ステーションの9と3/4番線ホームから出ているわけではない。)

この区間の所要時間は約2時間。

【運行状況】

午前中と午後、それぞれ1回のみの運行。

2018年の運行スケジュール

午前中の運行:4月9日~10月26日(月~金) 土日便は6月2~9月30日の間だけ。

午後の運行:5月14日~9月14日(月~金) 土日便は6月16日~9月2日の間だけ。

*2019年の運行期間はまだ発表されていないが、ここでチェックできる。

【運賃】

 1st ClassStandard
大人当日往復£59£35
大人片道£54£30
子ども当日往復£32£20
子ども片道£27£18

*子ども運賃は12歳まで適応される。13歳以上は大人運賃。

*10人以上のグループ割引あり。問い合わせ先:08448503137

ジャコバイトのファーストクラス

「1st Class」はハリーたちが乗っていたコンパートメント式の席(上の写真)。映画と違って実際にはコンパートメント式の席はわずか。ほとんどは通路両脇の、真ん中にテーブルがある4人掛けの「Standard」になる。霧立一家は当然スタンダード。

【ペット可】

犬が結構いた!しかも大型犬も!さすが「お犬様天国」である。運賃はうれしい無料だ。機関車から出るスチームを怖がって、なかなか機関車に乗り込めない大型犬がいておかしかった。

ホグワーツ・エクスプレス

出発前は「シューシュー!!」とさかんに蒸気をあげていくので、駅構内は真っ白。まるで雲の中にいるみたい。

予約する時の注意

このホグワーツ・エクスプレス、ハリーポッターの映画のおかげですごい人気。早めに予約しよう。

霧立一家は4か月前くらいにインターネットで予約したが、すでにかなり埋まっていた。相席したカナダから来た女性は、2か月前に予約したため、パートナーと分かれて座ることを余儀なくされていた。

予約はホームページから出来る。

席は選べないが、行きと帰りとでちょうど反対側の座席を勝手に取ってくれるので、行きと帰りとで違った景色が楽しめる。

当日の注意

防寒対策!

霧立一家がホグワーツ・エクスプレスに乗ったのは、4月上旬のイースター休暇の時だった。それでも前日はみぞれが降っており、真冬の寒さだった。

そして、このホグワーツ・エクスプレス、暖房がない。足元にそれらしきものがあったが、もう長いこと壊れていて使われていないような感じだった。

真夏でない限りハイランド(スコットランド北部)は、寒い。しっかり防寒対策をして行こう。

駐車場

始発駅であるフォートウィリアムのすぐ裏に大きな駐車場がある。出発時刻ギリギリに到着した霧立家は、そこに車を駐車してホグワーツ・エクスプレスに飛び乗った。

その日の午後。

「いや~楽しかったね!」

と駐車場に帰ってきたら、ファーストクラスに乗っていた一家が険しい顔でチラチラ霧立家の車を見ている。

なんか、イヤな予感…。

急ぎ足で車に近づいて、その理由が分かった。

Parking Ticket(駐車違反)の紙がワイパーに挟まっていたのだ。

楽しかったホグワーツ・エクスプレスの旅から一気に奈落の谷に落とされた感じ。

うちの車の前に駐車していたファーストクラスの一家も、同じように違反を取られていたのだ。どうりで怖い顔をしていたわけだ。

罰金は£60(約1万円)。(2週間以内に収めれば半額になるのだが。)

あんな田舎で、あんなに広い駐車場だから、まさか駐車料金がかかるとは思わなかった。しかも急いでいたし。遠くに目をやると、“Pay and Display”(「料金払って表示」)という看板が見えた。

やってしまった。旅先で車を駐車するときは、よく注意しないといけない。

ここで駐車する場合は、ぜひとも料金を払うことを忘れずに!!

乗車中の見どころ

Glenfinnan Viaduct (グレンフィナン橋)

何といてもやはり、この橋だろう。ロンの空飛ぶ車からハリーが落ちそうになってぶる下がっていた、あの手に汗を握るシーンに出てくる橋だ。

この橋は、行きは進行方向左手、帰りは右手に見える。映画と違って、思ったよりすぐに過ぎてしまうので、ちゃんとスタンバっておこう。

事前に車掌さんがアナウンスしてくれるし、みんな”Viaduct, viaduct..!”(「ヴァイアダクト」)と騒ぎ出すので見逃すことはない。ただ、トイレに行っていたらアウト!

そうそう、トイレは汽車が動いている時しか使えないので注意。なぜかって?それは…そのまま下に落ちる仕組みになっているからですヨ!

エイルト湖(Loch Eilt)

ハグリッドが大きな石で水切りをしていた湖であり、ダンブルドアのお墓のある湖だ。中央に小さな小島があり、高い木が林立している不思議な場所。

これはグレンフィナン橋の近く。これも車掌さんがアナウンスしてくれる。

マレイグでのおススメのカフェ

午前中の便で行くと、マレイグにはちょうどお昼ぐらいに到着する。ここはこじんまりとした港町だ。お昼を食べて、帰りの汽車の時間までマレイグの街をぶらりとした。

霧立のおススメは、こちら。

THE TEA GARDEN 

マレイグおススメのカフェ

明るいクリーム色の建物の中は、大きな暖炉が2つある落ち着いた空間。所々に海を思わせるオブジェがあって、港町の素敵な雰囲気が漂っている。海って、どこまでも悠々と広がっていて、眺めていると背筋がしゃんとするから好きだ。

さて、ここはとても人気なカフェなので、すぐに席が埋まってしまう。ここがお目当てであれば、ホグワーツ・エクスプレスを下車したらまっすぐに向かったほうがいい。駅からまっすぐ歩いて2分、右手にある。

毎朝港から新鮮な魚介類が届けられるという。ここはぜひ、シーフードを。店内はドッグフレンドリーで、「犬用アイスクリーム」まで提供してくれるというから驚きだ!みかん(老犬)、連れてきてあげれば良かった…。

なお、午後2時まではお茶だけのオーダーはお断りだそう。それだけ人気ということだ。

実際に乗ってみて

景色は確かに素晴らしい。ハイランド特有の神秘的な山や湖水は、ハリーポッターの世界そのもの。ゆっくりとしたスピードの蒸気機関車の車窓から眺めるのは格別だ。

霧立一家がホグワーツ・エクスプレスに乗った朝は、冷たい雨がしとしと降っていた。「これじゃあ今にもディメンターが出てきそう」という雰囲気たっぷり(?)だった。

しかし途中から青空が見えだ出して、帰り道は晴天!美しいターコイズの海が光り輝いていた。薄気味悪いのと、美しい景色、両方楽しめたというわけだ。お天気がいいと、運転手さんもご機嫌になるのか、

トゥットゥー!!

と汽笛を鳴らしてくれる。これがノスタルジックで非常にカッコいい!

ユウは、ハリーやロンに倣って「ナメクジグミ」を買い、映画の世界に浸って食べてた。普段はこういうの、絶対買わないんだけど、こういう時は特別だ。jelly slugs

スコティッシュ・ハイランドは、牧歌的なイングランドと全然違った雄大な自然美がある。スカイ島に行ったときにも感じたが、『ハリーポッター』や『指輪物語』などの神秘的な物語が、この地で生まれるのもよく分かる。

旅の良さは、そういったものを五感で感じられるところだ。

霧立一家、今週末からイングランドへ行ってきます!ホグワーツのグレイトホール(あの立派な食堂)や、ロンドンのハリーポッター・スタジオにも行く予定。帰ってきたらまたレポートします。

 

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