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もうラウンドアバウトなんか怖くない!!

暮らし

24 10月
Last updated on 2018/10/26

もうラウンドアバウトなんか怖くない!

コンテンツ

  • もうラウンドアバウトなんか怖くない!
    • 百聞は一見にしかず
    • 常に右の車優先!
    • ラウンドアバウトの入り方
    • ラウンドアバウトの出方
    • 大きなラウンドアバウトで半周以上回る時の注意
    • ラウンドアバウトの標識
    • 車に乗れることで手に入れる自由

もうラウンドアバウトなんか怖くない!

イギリスに引っ越してきて、国際免許からイギリスの免許に切り替え申請をしたたら、驚くほど簡単にイギリスの免許証をもらえた。しかも10年間有効!

しかも何の講習もなし。アメリカ人は講習が必要だと言っていた。日本はイギリスと同じ左側通行だからか、日本人には何も教えることはないと思われたのかもしれない。ヤッタ~!!

しかし!!

日本にはラウンドアバウトがない。イギリスにはそこら中にある、メリーゴーランドのようにグルグル回るあのラウンドアバウト。一体どうやって入ってどうやって出るの?!入ったら一生出られないんじゃないか?!と思う程、霧立にとっては恐怖だった。

しかし、ラウンドアバウトを避けていてはイギリスで絶対に運転出来ない。ラウンドアバウトはそこら中にあるからだ。

講習してくれないから、もうこうなったら恐怖の独学実地講習あるのみ…!(しかもマニュアル車でデスゼ…。)

今日は、こうして命がけで霧立が獲得したラウンドアバウト運転術をお伝えしたい。

百聞は一見にしかず

まずはこの図を見てもらいたい。これがラウンドアバウトである。この図は、IKEAの「取扱説明書」級に素晴らしいのでよーく見れば、もうそれで90%はお分かり頂けるだろう。

ラウンドアバウト

https://www.highwaycodeuk.co.uk/roundabouts.htmlより

…………。

読者は聡明だと思われるので霧立の説明は不要かと思われるが、一応、残りの10%を説明しよう。

常に右の車優先!

これ鉄則。あなたが図の中の青色の車を運転していたら、右のオレンジ色の車が優先ということ。例外は、図のようにオレンジ色の車が左折のウインカーを出していたら、その車はこちらに来ないので、進んでOK。と

ラウンドアバウトの入り方

ラウンドアバウトに入るときの矢印

小さなラウンドアバウトの場合、道路に矢印が書かれていない。しかし3車線以上の場合、上の写真のようにラウンドアバウトを出る方向によってあらかじめ車線が分かれている。

写真のように消えかかっている矢印や道路番号が多いので、要注意だ。写真で説明すると、

一番左:「直進でA46Nへ」

真ん中:「右折(M4E)か直進(A46N)」

一番右:「右折でM4Eへ」

【小さなラウンドアバウトの場合】

ラウンドアバウト

図のように2車線ほどの小さなラウンドアバウトの場合、このような矢印や道路番号は書かれていないが、基本は次のようになる。(ラウンドアバウトを時計に見立て、6時方向からラウンドアバウトに侵入すると考える。)

12時方向までの出口(=左折や直進):左レーン(青色の車)

12時方向以降の出口(=右折など):右レーン(黄緑色の車)

ラウンドアバウトの出方

鉄則!

自分が出たい出口の直前の出口を過ぎたら左ウインカーを出す。

ラウンドアバウト

青色の車の場合:この車は直進したいので、9時方向の出口を過ぎたらすぐに左ウインカー。

黄緑色の車の場合:3時方向に出たい。つまり右折したいわけで、ラウンドアバウトに入った時から図のように右ウインカー。12時の出口を過ぎたらすぐに左ウインカーに切り替える。

オレンジ色の車の場合:すぐに左折なので、ラウンドアバウトに入った時から左ウインカー。

一周したい場合:道を間違えた時に「Uターン」としてラウンドアバウトを使いたいことがある。その時は、右(内側)のレーンに入り、初めから右ウインカーを点滅。自分が出たい出口の直前の出口を過ぎたら左ウインカーに切り替える。

大きなラウンドアバウトで半周以上回る時の注意

ここまでは、割とすぐに慣れると思う。やや難しいのは3レーン以上ある大きなラウンドアバウトで半周以上回る時だ。

ラウンドアバウト

この図は2レーンしかないのだが、例えば黄緑色の車が1周したいとする。(図中の矢印とは無関係の状況設定。)

  • 当然一番内側のレーンに入る。しかし、そのままぐるーっと内側のレーンにいたとする。
  • オレンジ色の車は本人から見て12時方向に出たいとする。よって外側のレーンに入る。

そうすると何が起こるだろう?

Crush!!

そう、黄緑の車とオレンジの車がぶつかる可能性が出てくるのである!

じゃあ、どうすればいいのか?

黄緑色の車は、半周過ぎたら左ミラーでよく確認しながら外側車線に車線変更する。そうすることによって、オレンジ色の車との衝突は回避できる。

*ラウンドアバウト内には白線や点線が引かれており、基本的にそれに沿って運転する。しかし  半周以上する場合は、自分で左側に車線変更していかなければらならい場合もある。

次の動画は、3時方向に出たい場合である。交通量の多いラウンドアバウトの入り方と出方の参考にもなるので見てもらいたい。

なお、左下の小さな画面はドライバーから見て右方向の映像である。

3時出口なのでまずは一番内側レーンに入り、12時過ぎたら車線変更しているのがお分かり頂けたと思う。

ラウンドアバウト内はスピードを落として、車線変更の際は左ミラーで後ろの車をよく確認しよう!!

ラウンドアバウトの標識

ラウンドアバウトの標識

ラウンドアバウトの標識
青い標識は見れば分かると思うが、ラウンドアバウトの標識。
緑色の方は、ラウンドアバウトのあるかなり手前から表示されている。この標識から、自分の行先を確認しどのレーンに入ればいいかだいたい推測できる。
ちなみに11時方向にある赤いマークは、「この先行き止まり」の意味。
 
こういう標識が見えたら、「この先ラウンドアバウトだな」と考えてスピードをいつでも落とせるように。間違ってもラウンドアバウトに突っ込まないように!
 

車に乗れることで手に入れる自由

イギリスで車を運転して自由を手に入れる

ラウンドアバウトさえマスターすれば、イギリスで車を運転するハードルはかなり下がるはず。そうすると、行動範囲や選択肢が広がる。
 
イギリスに住んでいる人ならもちろんだが、観光客だってそうだ。いちいちツアーを組まなくても、自分で好きな時に好きな場所で、好きなだけ時間を過ごせる。
 
先日「ハリーポッター・スタジオ」に行ってきたが、車なら帰りのバスや電車の時間を気にする必要もない。お土産もたくさん買える!その数日後、ストーンヘンジにも行ってきたが、あんな僻地、車がなかったらかなり不便だ。
 
また、車が運転できれば、旅行中も街中のホテルやB&Bに泊まらずとも、自然豊かな場所で広々した一軒家に宿泊することだって出来るのだ。
 
運転が苦手な人には無理に薦めないが(アブないので)、イギリスで車を乗り回したい!と思っている人はぜひ挑戦してほしい。
 
 
 
いかがでしたか?

初めは怖気づいてしまうかもしれませんが、ゆっくり慎重に走行すれば大丈夫です。

たまにクラクションを鳴らされるかもしれませんが、落ち着いて!霧立も初めは鳴らされることがありました。でも

「ソーリーソーリー!!ごめんねっつってんの!!」

と独り言いいながら冷静に(?)乗り切りました。

慣れてしまえば、「ラウンドアバウトを発明した人は天才に違いない!」と思う程、ラウンドアバウトは効率的な交差点。何しろ信号がないので無駄な待ち時間というのが一切ないんです。それから「右側優先」というルールのおかげで、基本的にどの方向からも平等に走行出来るんです。

(*大きなラウンドアバウトでは渋滞になってしまうため、最近では信号もついています。)

これでもうラウンドアバウトなんて怖くない!みなさん、車を乗り回してさらなる自由を手に入れましょう!

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