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最高に贅沢な石けん
材料の苛性ソーダは大変危険で、目に入ると失明するほど強力です。私は子どもがいない時に石鹸作りをするようにしています。皮膚に触れないように、また扱う時は下に新聞紙を敷くなどして注意してください。目を保護するためにゴーグル着用を薦める人もいます。
    分量 下準備
    12 20
    調理 所用時間
    20 1ヵ月
    分量 下準備
    12 20
    調理 所用時間
    20 1ヵ月
    作り方
    1. 瓶の蓋部分に、錐などで穴を2つあける。シンクに水の入ったボールを用意する。水の高さは、用意した瓶の高さの7分目くらい。
    2. ゴム手袋をして瓶の中に苛性ソーダを慎重に入れ、水を静かに注ぎ入れる。ステンレスのスプーンなどで、素早く苛性ソーダを完全に溶かす。苛性ソーダは水と反応すると、高温になる。瓶の蓋はまだしない。 *ガスが発生するので、換気をする。
    3. 2の瓶を、1で用意した水の中にそっと置く。水が瓶の中に入らないように!高温になった苛性ソーダ水を38~40℃になるまで水の中で冷ますのが目的。
    4. オイル類は計量して、一つのボールに入れる。パームオイルとココナッツオイルは、低温では固まっている場合があるので、まずこの2種類のオイルを湯煎にかけて先に溶かすと作業しやすい。全てのオイルをボールに入れてかき混ぜ、湯煎にかけて38~40℃になるように調節する。40℃を超えると、オイルの中のビタミンが破壊されるので、注意!またオイルは加熱が遅いので、35℃になったら火を止めて様子をみる。(40℃になった時点で火を止めても、オイルの温度は上昇し続けてしまうため。)
    5. 苛性ソーダ水とオイルが38~40℃になったら、苛性ソーダ水の瓶にしっかり蓋をする。オイルを泡だて器でかき混ぜながら、苛性ソーダをボールの中に入れる。穴が2つ開いているはずなので、1つの穴から少しずつ注ぎ入れる。この時、ホイップクリームを泡立てるように勢いよくかき混ぜてはダメ!苛性ソーダはまだまだ危険な物質なので、飛び散らないように静かに慎重にかき混ぜる!ハンドミキサーはタネが飛び散るので、絶対に使わないように。
    6. 最低20分はかき混ぜる。これは結構大変なのだが、ここで一生懸命かき混ぜないと、ムラのないきれいな石けんに仕上がらない。オイルの中の脂肪酸と苛性ソーダは、かき混ぜることで結びついていく。これが「鹸化」。
    7. 泡だて器を入れたまま、ボールにラップをかけてしばらく放置。泡だて器を持ち上げた時にタネが「リボン状の硬さ」になるまで待つ。水分と油分が分離していたら、その都度ただかき混ぜればOK。「リボン状の硬さ」になるまでに大体一晩はかかる(12時間前後)。
    8. 待っている間に、型を作る。牛乳パックを二つ組み合わせて作るのが一般的。お菓子の入っていたしっかりした紙箱でもよい。霧立はタネを取り出すときにラクしたいので、お菓子の空き箱に、ベーキングシートをきれいに敷き詰めて型にしている。
    9. さて、タネが「リボン状の硬さ」になったら、お好みでエッセンシャルオイルを入れ(約120~150滴)、用意した方に流し込む。温かいところで1日ほど寝かせる。段ボールや、発泡スチロールの箱に入れて、ブランケットなどを掛けておくとよい。
    10. 2,3日経って型をひっぱったときに石鹸がきれいに離れるくらい固まったら(写真参照)、タネを型からだして切り分ける。牛乳パックの場合、四隅をカッターで切るとよい。霧立のようなお菓子箱の場合、ベーキングシートごと取り出せるので、簡単!石鹸にはまだ苛性ソーダが残っているので、ゴム手袋か軍手 をして作業。
    11. 包丁で切り分け、風通しのよい直射日光の当たらないところに約4週間置いて熟成させる。
    12. 出来上がった石鹸は、一つずつベーキングシートや紙にくるんで乾燥した場所に保管。天然のグリセリンをたっぷり含んだこの石鹸は、水分を寄せ付けてしまうので、乾燥材を入れて冷暗所に保存するのがベスト。
    レシピのメモ

    【アロマオイルについて】

    柑橘系のアロマオイル(レモン、オレンジ、レモングラスなど)は、香りが飛ぶのが早いです(トップノート)。

    ラベンダー、ローズ、ゼラニウムなどのミドルノート、あるいはローズウッド、イランイラン、ジャスミンなどのベースノートと組み合わせて使うのがいいでしょう。

    またエッセンシャルオイルは、単体で使うより複数混ぜたほうが香りに奥行きが出ますし、効能も広がります。

    アロマオイルの種類や効能はこちらを参考に。

    【道具について】

    必要な道具はこちらでも買えますので、どうぞ参考に。温度計は、苛性ソーダ水につけるので、ガラス製がおススメです。ボールも、ステンレスかガラスのものをお使い下さい。

    私が使っているのはこちらです。メモリも読みやすく、シンプルな作りなので洗いやすく、付属のケースもあるので安全に取り扱い出来ますよ。