毎年8月に入ると、ラズベリーを摘みにあちらこちらの丘に出かける。
今年は暑かったから、もしやもう色づいているのでは…?と思って行ってみたら予想的中。ちょうど初めのラズベリーが熟していたところだった。
ここは家から歩いて10分ほどの小さな丘。春はエルダーフラワー、夏はラズベリー、秋はブラックベリー、冬は薪拾い。文字通り、春夏秋冬の自然の恵みを分け与えてくれる。自然は豊かさの宝庫だ。

もうすっかり終わってしまったエルダーフラワー。お花で作ったシロップを炭酸水で割って飲む。上品な味は格別。

今年は早くも色づき出したブラックベリー。これでパイやジャムを作る。
今年は初夏から晴天続きで雨が降らなかったせいか、例年よりラズベリーが小ぶりで甘い!摘んでも摘んでもなくならないほど丘いっぱいに実ってる。これから3週間の間、毎日好きなだけ野生のラズベリーを摘める、期間限定のパラダイス。

食べながらユウと二人で摘んで、二つのタッパーが一杯に。
さあて、これから収穫したラズベリーで色々なものを作っていこうと思います!【ラズベリーレシピ】初回は、まずは簡単な基本のジャムから!
- 保存瓶を中性洗剤でよく洗い、水の入った大きな鍋に入れ、火にかける。沸騰したらさらに5分ほど煮沸消毒する。
- 菜箸などで保存瓶を取り出し、清潔な布きんの上で乾燥させる。やけどしないように十分注意! 上向きに置くことで、すぐに水分は蒸発します。
- ラズベリーを水でさっと洗い、ホーローかステンレスの鍋に入れる。
- グラニュー糖とレモン汁を3の鍋の中に入れ、軽くかき混ぜる。蓋をして30分おく。 ラズベリーの場合、果実が柔らかいので、水分を引き出すために長時間寝かせてる必要はないと思います。
- 途中で灰汁をとりつつ、10分~15分煮る。あまりかき混ぜすぎないこと!
- 火を消す直前にキルッシュを入れる。
- 煮沸消毒した保存容器の95%くらいまでを、出来たてのジャムで満たす。蓋をして1分ほど待つ。 瓶は熱いので、布きんなどで持ち直接触らないように。
- 一瞬だけ蓋を開けて圧を逃がし、すぐに蓋をしっかり閉める。 出来上がり!
*煮沸消毒の際は、必ず鍋を火にかける段階から保存瓶を水の中に沈めること。沸騰してから入れると、ガラス瓶が割れる可能性があります。
*ラズベリーを煮る時にあまりかき混ぜると、柔らかいラズベリーの実はすぐに形がなくなってしまいます。個人的には、多少形が残っていた方がおいしいと思います。
*ラズベリーの種が気になる人は、煮終わった段階でザルなどで濾しましょう。再び鍋に戻して1,2分煮て出来上がりです。
*保存瓶にジャムを注ぐときに、先が細くなっているレードルは注ぎこぼしがないのでとても便利。一本あると重宝します!
*ヨーグルトとラズベリージャムの層を重ねて、最後にグラノーラをトッピングすると、お手軽でヘルシーなデザートになりますよ!(グラノーラのレシピはこちら。)
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