
2019年の3月から始めたジョギング。ジョギングが大大大嫌いだったわたくし霧立灯が、なんと半年間ジョギングを続けることが出来た。
デサントとタニタの調査によると、ランナーのうち半年以内に挫折した人が68%だという。心肺機能が超低く、走るのが大嫌いだった霧立が、ランナー3割の栄冠を手にすることが出来た理由は何だろう?
今日はへっぽこランナー霧立灯が、ランナー3割の栄冠を手にすることが出来た理由の分析と、その効果、今後の課題に向けて書いていきたい。
へっぽこランナーがジョギングを半年続けられた理由
気候が良かった
いきなりすいません…。でもこれも大きな原因だと思っている。霧立が始めたのは3月。スコットランドの公園はスイセンの黄色で一気に明るくなる。まだ肌寒いけれど、黄色はなんだか元気をくれる色。さすがの霧立だって体を動かしたくなったものだ。

そしてスコットランドの夏は、最高でも20℃くらい。真夏でも爽快に走れてしまう。(日本の夏だったら、一体どうなっていただろう…?)と走りながらちょっとオソロシイ想像をしてしまった。
日本の夏は暑さが厳しいが、早春や秋など気候のいい時期に始めてみるのは長続きさせるコツ!
全然無理しなかった
この6ヶ月間で霧立が走ったのは、1週間に1~3回。「〇曜日と△曜日に絶対走る!」というような厳格なスケジュールを組まず、「1週間に少なくとも1回、理想は2回」という感じ。雨が降れば走らないし、まあいい加減なものだ。
でも、あまりに無計画では全然走れなくなってしまう可能性がある。そこで週間天気予報を毎日チェックして、「週の後半はずっと雨だから、前半、ちょっとでも晴れ間が見えたら走っておこう」というようにラフな計画は立てておいた。
そして、無理のないスケジュールで走っていると、自然に体が走りたくなることに気付いた。1週間も走っていないと体がムズムズしてくるのである。
毎日走ろうとするランナーほど挫折が多い。ムリなく、しかしお天気を見ながら大体1週間に2回を目指してラフな計画を立ててみよう!
タイムも気にしない
ランニングが長続きしないのは苦しいから。だったら、苦しくならないように走ればいいのだ。
「ジョギングで苦しくないなんてあり得るの?!」
と思う人がいるかもしれない。そりゃ、全くらくちんってわけにはいきませんよアナタ。温泉入っているんじゃないんだから。

でも、ペースを落とせば息は切れない。霧立はハッキリ言って超ペースが遅い。すれ違うランナーたちは大きなストロークで颯爽と風を切って走っているが、霧立は「それで走っているの!?」というくらい遅い。
しかし霧立の目的は、レースに出ることではなく、心肺機能を上げて疲れにくい体を作ること!だから、(今日はちょっと疲れているな…)という日は走っている途中でもコースを変更するし、タイムもあまり気にしない。
もちろん、速く走れた日は嬉しいけどネ。でもそれは体調が良く、気持ちがいいから結果的にいいタイムで走れたわけで、タイムが良くても苦しかったら嬉しくない。
レースに出るのが目的ではないのなら、タイムはあまり気にしない。それより、よい体調で気持ちよく走れることを心掛けよう。そうすると結果的にいいタイムで走れることが多いはず!
へっぽこランナーが6ヵ月ジョギングした効果
どれくら走れるようになった?
距離 | タイム | |
DAY1 | 780 m | 05:40 |
1ヶ月目 | 3.8 km | 27:13 |
3ヶ月目 | 6.5 km | 45:27 |
6ヶ月目 | 6.1 km | 45:27 |
あれれれ…?3ヶ月から6ヶ月目、距離が減ってますがな…!?
理由はハッキリしている。3ヶ月目までは、週2~3回のペースで走っており、意識的に少しずつ距離を伸ばしていった。
しかし、夏休みに入った7月から休暇で出かけたり、子供が周りにいたりでなかなか自分の時間が取れなかったのだ。また、それに加えて8月は天気も悪く、週に1回程度しか走れなくなっていた。
週1だと、やはり距離やタイムは伸ばせない。キープするのが精いっぱい!
明らかに体力がつき、健康になった!

体力は明らかについた。ハイキングをしてもこれまでのようにすぐ息が上がってしまうこともなくなった。
これまでのように、朝起きた時から疲れている、といったことも全くなくなった。これは本当に嬉しい!
メンタル悪化の防止
人間、生きていればイライラすることもあれば、なんとなく前向きになれない時もある。そんな時は、ダラダラして生産性もないことに無駄に時間を使ってしまいがち。
ジョギングを始めてからは、そんな時に(よし、走ってこよう。)と思うようになった。そうすると、ダラダラ、モヤモヤ、イライラしていたことが雲散霧消することに気が付いたのだ!
気分が落ち込んでもジョギングをすることで気分をスイッチし、前向きになれるセラピー効果が!
体がジョギングに慣れ、体の痛みがなくなった
これまでは、ジョギングをすると次のような体の痛みを感じることがあった。
- 腰痛
- 脇腹
- 膝の内側
- 足首
腰痛は、前傾姿勢で走っていたことが原因。しかし背筋を伸ばして走ることを意識しだしてから、腰痛はすっかりなくなった。
脇腹の痛みは呼吸が浅いから。深い呼吸を意識することで痛みから解放された。また膝の内側の痛みは、走り慣れると感じなくなってきた。
足首の痛みは、おそらく単なる準備運動不足!ふくらはぎや太もものストレッチだけでなく、足首をしっかり回してから走り出すことで痛まなくなった。
自分に向いている「走る時間帯」が分かるようになった
あなたがランナーなら、「ダイエットが目的なら朝走るのがいい」とか「ストレスを発散したいなら、夕方や夜のランニング」と聞いたことがあるかもしれない。
霧立は朝も夕方も試してみたが、どちらもなんだか上手くいかない。疲れやすく、気もち良く走れないのだ。
しかし、午後2時~4時くらいに走ると、体が軽く爽快に走れることに気が付いた。一般論にこだわらず、自分が一番気持ちよく走れる時間帯を模索することは、継続するためにも大切なことだ。
自分にとっての「走るゴールデンタイム」を見つけよう。
へっぽこランナーの今後の課題
これまでは気候の良さに助けられていただけに、今後は寒さが心配。北国の冬は長く辛いからだ。
また、どこまで走る距離を伸ばしたいのか?ということも課題。別にハーフマラソンに出ることが目標ではないので、最終的に10㌔走れるようになったら満足だ。
いかがでしたか?
ジョギングは、お金もかからないし、自分の好きな時に自分のペースで始められるので、誰にでも取り組みやすい運動だと思います。霧立のようなへっぽこでも続いているので、肩の力を抜いてぜひ取り組んでみて下さい!
六ヶ月継続おめでとうございます。走るのが楽しく心身ともにベネフィットが出ているようで何よりです。
私も霧立さんに感化され再度走り始め、六月には初の5kを走ることができました。10月の10kを目指していたのですが、途中懐妊がわかり現在は休憩中です。しっかり定期的に運動し、走りにも行っていたときには、他の分野でも生産性が大変高かったと思います。最近運動のクラスにはまた少しづつ行き始めましたが、走るのは当分おあずけです。
霧立さんは引き続きマイペースに楽しんでください。私もまた来年の春以降に走り仲間になれるのを楽しみにしています。
柴犬エラちゃんさま
コメントありがとうございます。
妊娠されたんですね~!!
おめでとうございます。
それはもちろんお腹の赤ちゃん優先で、適度な軽い運動にとどめておいたほうが良さそうですね。
次は赤ちゃん誕生後、気分転換で走れるといいですね。
また一緒にランニングを楽しみましょうね。
灯